柴犬ルナ子のひとりごと

2007年 <その2>

2007年12月19日
ルナです。寒くなりましたねー。

冷え込むとトイレが近くなるのよね。
なので最近では、毎晩おトイレタイムで外に出されています。
でもね、おトイレタイムは姉たちの都合で時間がまちまちなの。

この間なんて、私が熟睡しているのに、
「ルナちゃん、起きてー。トイレに行こうー!」
って無理矢理起こすのよ。

寝ぼけ眼で頭だけは上げてみたものの、あまりの眠さに、バタンキューって突っ伏しちゃったわ。
なのに、そんな私を見て純子姉ったら、ケラケラ笑いながら
「すごーい! ルナちゃん、寝たふりしてるー! かしこーい!」
とか言って、一人で大ウケしてるの。

それでもめげずに、由紀子姉が、
「ねえ、ルナちゃん。起きてよー」
とベッドを揺らすものだから、私は両手で目と耳を塞いで、
「見えない見えない。聞こえない聞こえない。私は寝てるのー」
とさらに寝たふりをしたのよ。
でも、由紀子姉ったら諦めてくれないの。
しかも、純子姉はそんな私を見て、お腹を抱えてさらに大笑い。

冗談じゃないわよ。ほんっっと、KYな姉たち!
結局、私が根負けして、しぶしぶトイレに行ったんだけどね…。

次は、私が熟睡する前に声をかけてよね!!
しかし、あんなKYでよくカウンセリングなんて仕事が務まってると思うわー。
やれやれ、まったくもう…。

2007年12月5日
 ルナです。
 寒くなりましたね。

 こういうシーズンになると、あったかメニューが恋しくなりますよね。
 内緒だけれど、ルナじいは時々、姉たちの目を盗んでラーメンをごちそうしてくれます。

 「食べ物を残すと、純子がうるさいんだ。
 『戦時中に食糧難をさんざん体験しているのに、どうして食べ物を粗末にするの!
 苦労しているはずの年配者が食べ物を大切にしなかったら、子供たちが食べ物を大切にするはずないでしょう!』
 って怒るから…。
 でも、お腹いっぱいで食べられないんだよー。
 ルナ子、ほら、食べろ」
 って、分けてくれるってわけ。

 純子姉もルナじいに厳しく言いながらも、
「無理して食べて、体を壊すよりはいいか」
と思っているみたい。
ルナ子が山分けにあずかるのは暗黙の了解なのよ。

 でも、姉たちは「ルナちゃんに塩分の強いものはダメ!」って、厳しいから分けてくれないの。つまんない…!

 でも、ラーメンって、ルナ子的には超お気に入り。
 この間も、みんなはラーメンを食べていたのに、ルナ子はもらえなかったから、こっそり燃えないゴミ袋をチェックしちゃったわ。
 
そしたら、ふふふ…ビンゴ!
ラーメンスープの袋、はっけーん!
丁寧に袋を開いて、中身をなめなめしちゃったー♪おっいしー♪

でも、ドジったことに片づけなかったから、純子姉に発見されちゃったのよね。
「きゃーーーー! 我が家に、またカラスが出現したあーー!! 」
といいながらも、
「カア子のルナちゃん、テクニックをつけたわねー…。
 どうやったら、ラーメンのスープ袋をこんなにきれいに観音開きにできるのかしら…。
 やっているところを見てみたかったわー」
 なんて感心してたわ。

 えっへん!
カラスより、ルナ子の方がテクニシャンなのよ。
すごいでしょ?!

他にもルナじいが口にするものは、なんでも一回はチャレンジしてみることにしているの。
えええっとー、せんべいでしょ、飴でしょ、生クリームでしょ、ポテトチップスでしょ…。
そういえば、タバコはおいしくなかったわね。
一口かじって、まずいからやめちゃったわ。
ルナじいはどうしてこんなものが好きなのかしら??

でも、タバコの食べかけを姉たちに発見された時は、私じゃなく、
ルナじいがめちゃめちゃ怒られていたのよ。
食べたのは私なのに、なんでなんで??
しかも、珍しく、姉たちは真っ青になって私のことを心配してくれたの。
たまには心配をかけてみるもんね。

そして、ルナ子のゴミ箱探検は今日も続くのでした♪

(純「お願いだから、タバコなんて食べないで! 死んじゃうでしょっ! めっ!)

2007年11月18日
ルナです!
由紀子姉のガラス作品では毎度モデルを務めているルナですが、
今回、純子姉の友人のマンガ家さん「麻乃真純」先生に
肖像画を描いてもらっちゃいました♪



私のかわいさ、愛らしさがパーフェクトに出てるって感じでしょ?
さすが、ペットマンガの第一人者だけあって、
私の魅力を100%理解してくれてるって感じぃー?

ちなみに、純子姉も由紀子姉も麻乃先生のマンガは大好きなの。
我が家は全部揃っているのよ。

なんたって、純子姉が毎回発売と同時に買ってくるんだから…。
涙なしでは読めないハートフルストーリー。
マンガ好きの人はぜひ読んでみてねー。

麻乃先生のHPはここよ。
http://nazuna.jp/
2007年11月7日
ルナです。
恋するシーズンなので、なんだか人も、ワンコも町も輝いて見える今日この頃なの♪

ところで、最近、ひまわりの前の家にやってきたワンコがなかなかのナイスボーイでね、
ルナ子、一目で恋に落ちちゃったの。

彼もなかなかに積極的で、
「年の差なんて関係ないよ! 君はステキだ!」
って、アタックしてきてくれるの。
この年になって、初めて恋に目覚めたって感じ♪
恋ってステキね♪ 
だって、日常の景色が急にバラ色に見えてくるんだもの!

なのに、姉たちったら、冷たいのよ。
「ルナちゃん、老いらくの恋って感じよね。ルナちゃんとお向かいのワンコじゃ、
 ヒガシに熱をあげる森光子か、タッキーに入れ込む細木数子かって感じよね」
とかいうのよ。
ひっどーい!!

恋に年の差なんて関係ないのよ。
純子姉なんて、普段のカウンセリングでは、
「常識にとらわれる必要はありません」
って、偉そうなことを言ってるくせに、いざ、身内がそうなったら冷たいんだから!

つべこべ理屈を並べる前に、ルナ子に倣って、まずは「捉われない生き方」を実践してみなさいよぅ! 
ねー、みなさん?
2007年10月31日
お久しぶりです!
しばらく、皆さんにお目にかからないうちに、いつの間にか秋になってしまいました。

最近、吹き出物に悩むルナ子です。
口や背中がかゆくてかゆくて…。

ところで、由紀子姉がとても面白いサイトを見つけたらしいの。

お茶の「綾鷹」の宣伝ホームページらしいんだけど、
名前の音と生年月日で性格を占って、本人にぴったりの家紋を作ってくれるの。
ルナ子もやってみたら、
「オメガ」というマークの家紋になって、「人に支持されるのが嫌い。反抗的になりがちなので気をつけましょう」と書いてあったわ。
姉たちは大笑いよ。

ちなみに、純子姉は「愛」という字の家紋で、「自分のことはさておき、人の面倒ばかり見る人」、由紀子姉は「王冠」で「自分の道を独立独歩で行く人」だったらしいわ。
他にも、いろいろな人が「けっこう当たってる」って、ウケていたの。

興味があったら、皆さんものぞいてみてはいかが?

http://www.ayataka.jp/#fun-kamon

2007年8月8日
毎日暑いですねー。
あまりの暑さにすっかりへばって、散歩する気力のないルナ子です。

 ところで、この間、駅前で、色紙にいい言葉を書いて売っているおじさんを見かけたの。(相田みつおさんみたいな色紙よ)
 その宣伝用ホワイトボードには、
「いい女になるには? 「いい女はOOだ」→OOを列挙して、日々実行しよう!」
と書いてあったんだけど…。

 なんだか、その通りにがんばればがんばるほど、無意識に、
「私は「いい女」じゃない!」
って、自分自身に言い聞かせているような気がするんだけど…。
 せめて、「自分の中の「いい女」をますます磨くには?」とか言った方が効果的じゃないかしらねぇ。

「お金持ちになるには?」「できるサラリーマンになるには?」「悟りを開くには?」「もっと愛されるには?」なんかも同じよねー。

でもねー。
ルナ子なんかは、自分のこと、「可愛くない」と思ったこともないし、「愛されてない」と思ったことも一度もないのよ。
だからもちろん、「可愛いワンコになるには?」とか「愛されるワンコになるには?」なんて考えたこと、全くないの。

ルナ子は自分に自信があるから、無視されても、
「あ、そう。お友達になりたくないのね。別にかまわないわ」
と思うだけだし、可愛がってもらったらもらったで、
「ふふっ! どうよ、どうよ? 私ってばかわいいでしょ? 愛され犬でしょ?」
って、サイコー可愛い顔で幸せを満喫しちゃうだけ。

そうすると、周りの人たちが、
「ルナちゃん、私がなでなでした時も、幸せ顔してよー」
って、言い始めて、ますますどんどん愛されちゃうのよ♪

 「いい女」を目指している人たちは、ルナ子のまねをすればいいのにね?

 でも、純子姉に言わせると、
「最初から「いい女」でいるより、努力して努力して「いい女になったー!」って達成感を味わう方が、何倍も楽しい…って思っている人が多いのよ」
 ですって。

 ふーん…。人間って、複雑な好みを持っている生き物なのね。

2007年7月26日
ルナです。
暑くなったり、寒くなったり、忙しい不思議な天気が続きますね。

ここのところ、我が家はお盆でバタバタしていたので、霊能犬の私は、ついにプッツン切れてしまいました!

「お盆だか何だか知らないけど、忙しいからって、私に当たらないでよ!!
超ムカつきって感じ! プンプンプン!」

あんまり腹が立ったから、仏間で大小を致してやったわ! ふん!
(いっとくけど、そそうをしたわけじゃないのよ。意図的にやったの、意図的に! )

「大小」を発見したルナじいが怒ったのなんの…。
でも、イライラしてたのはルナじいの方が先じゃないの!
それに、霊能犬の私としては、わさわさ賑やかに遊びに来られたご先祖さま達も騒がしく感じられたのよっ! 仕方ないじゃない!
なのに、私に八つ当たりするってどういうこと?!

お陰でその後、犬が通っても、猫が通っても、人が通ってもなんだか、腹が立って腹が立って仕方なくて、ワンワン吠えまくっちゃったわ!

さすがに、純子姉が「これはおかしい。別犬になってる…」と思ったらしく、
「ルナちゃん、ちょっとおいで! 除霊兼ヒーリングしてあげる」
なんて、怪しいことを言い出して、マッサージを始めたのよ。

「そんな手には騙されないわよ、ううっ!」
って、最初は警戒してたんだけど、あまりの気持ちの良さにうっとりして、いつの間にかグースカ寝ちゃったみたい。
で、目が覚めたら、スッキリしていたの。

そっかー。純子姉って、こういう怪しい仕事もしてたのね。
なんか、騙されたような気もしないでもないけど、楽になったから、ま、いいか!

ああ、それにしても霊能犬は辛いわ。