ひまわり先生のひとりごと

2005年12月


2005年12月23日
毎年、「今年こそ、のんびりしたお正月を過ごすぞ!」と、11月頃には思っているのだけれど、今年もまた、12月に入ってから、本を書くことにしてしまったので、忙しい年末年始になりそう…。

 私の場合、本を書く時には、天から言葉が降ってくる感じなので、降ってくる言葉を書きとめるのに必死になる。
 しかも、言葉が降ってきている時に、タイミング良く書きとめないと、その後、うんともすんとも、降ってこなくなってしまうことが多い。なので、文章が降ってきたら、なにがなんでも、他のことをさておいて、書きとめることが優先になる。加えて、たいがいの場合は、書きとめるスピードより、降ってくるスピードの方が速いので、とっても大変! たとえていうと、早口でしゃべっている講演会の内容を速記で書きとめているようなもんだ。

 なので、本のベースになる原稿は、早い時ならば、丸三日もあれば、書きあがってしまう。でも、大変なのは、そこから。天から落ちてきた原稿は、ダイヤモンドの原石のようなもので、そのままでは人の読めるものではない。なので、それを読みやすい形に、編集しなおさないといけないのだ。この編集作業が大嫌いな私は、このあたりで何ヶ月か苦しむことになる。
 結局、年末年始は、いつも、この作業に終われることになるのだ。

 ちなみに、今までの本のほとんどは、12月に文章が落ちてきたものばかり。もしかすると、サンタクロースが毎年12月になると、私のところに「文章」を詰めたプレゼント箱を届けに来るからなのかも…。(とでも、思わないとね)

 ちなみに、来年出る予定の本は、今までとは、趣きがガラッと変わりそう…。まだ、全部、落ちきってないのでどんな展開になって、どんな風にまとまるのか、私自身もよくわからないのだけれど…。
 来年の初夏くらいまでにはできあがるといいなあ。

 今年もいろいろお世話になりました。
 来年もまた、ニューひまわりをよろしくお願い致します。

2005年12月15日
「ひまわり」を転居してから、新しい仕事の流れのパターンが今一つ完成しておらず、なかなか、定期的に、HP更新ができません。来年初めくらいには、なんとかパターンを作っていきたいもんです。

ところで、先日、海外にいった友人から、
 「旅先で、食にあたって以来、お腹の調子が戻らない」
 と、相談の電話をもらった。体調不良が、随分長引いているようなので、薬が合わないのかと思いきや…。
 具合が悪いのに、仕事はフルでしているわ、体力つけようと、しゃぶしゃぶを食べるわ、運動はするわ…。そりゃあ、あなた、治らないでしょう!…という、生活にあきれて大笑い!
 
まさか、お医者さんも、お腹を壊している人が、たんまり肉なんて食べてると思わないでしょう。それを知らずに、薬だけ出していても、よくはならないよねー。

でも、案外、この友人のように、「元気になる方法」を勘違いしている人は少なくない。お腹の調子がひどく悪い時は、腸の粘膜が火傷をして剥がれ落ちているような状態。そんな状態で、まともに消化ができるわけがない。まずは、栄養は少なくても、腸に優しい食事を取ることが大切。
そして、エネルギー不足になっているのだから、動く量を少なくして、腸を治すことに一番エネルギーを使えるようにする。

ちなみに運動でつく力は、「体力」ではなく、「筋力」! 筋力をつけることにエネルギーを使ってしまったら、体を治すことに使うエネルギーが残るわけがない。そうなれば、病気が治らないどころか、長引いて、当然!

ちゃんと、理屈を考えれば、わかることだけれど、それを知らずに無茶をしている病人って、けっこう多いもの。気をつけたいものです。

しかし、こういうことがあると、あらためて、「人の話は、じっくりよく聞いてみるものだ」と思う。

うちの父なども、昼間、ルナ子と一緒にガーガーいびきを掻いて寝ていて、夜になると、「眠れない」と不眠を訴える。あげく、病院で
「この薬では眠れません」
と話して、たんまり入眠剤をもらっているらしい。

事実を知っている私ら家族は、「そりゃー、眠れないでしょう。でも、昼間も寝たい。夜も寝たいって思ってるんだから、勝手にして」と、呆れ顔。
 やっぱり、患者さんの話は、よく聞かなくっちゃねー。


話は変わって…。
韓国ドラマのブームに、今一つ乗れてなかった私だが、「チャングムの誓い」にはけっこうハマっている。ストーリー展開も、役者も、けっこう私好み。
「一杯の水も、器に持った時から、料理になる」
 とか、いいセリフが時々出てくるのもいい。

でも、ドラマを見ていてふと思う。チャングムの人生も波乱万丈だけど、私の人生もけっこう波乱万丈だから、物語にしたら面白いかも。死ぬ前には、自伝の一つも書き残しておこうかしら。