親友が「今年中に絶対、妊娠するぞ!」と子作り宣言をして以来、あれこれ相談にのっているうちに、すっかり、私の中でも、「妊娠、出産」がマイブームになってきた。
気分は丁度、「妻の妊娠を待ち望む夫」状態。
自分で言うのもなんだけど、私が「夫」だったら、すごくいい「夫」になりそう?!
先日は「妻」のために、水天宮までお札をもらいに行く熱の入れよう・・・。
ところで、知らなかったのだけど、水天宮って建礼門院を祀ってたんですね。
実は、おまいりに行く前日、「大原御幸」という建礼門院が出てくるお能の夢をみたもので、超ビックリ!
「これは、きっといい予兆よ!」
なんて、ニコニコしながら、お札とお守りを買って帰ってきた。
また、ちょっと前までは、本屋の出産育児のコーナーに立つのは、なんだかすごく気恥ずかしい気分だったのだけど、最近では、すっかり、平気で立ち読みもできるようになってきた。
この熱心さは、弟のところに姪っ子が生まれるときよりすごいので、妹からは、
「やっぱり、遠くにいる血縁より、身近な他人かしらねー」
なんて、笑われている。
でも、妹が妊娠・・・なんてことになったら(そんな予定、今は全くないけど)、私の場合、「夫」以上にすごいことになって、あれこれ世話を焼きそうだ。
・ ・・と妹に言ったら、
「確かに、確かに・・・」
と、大笑いしていた。
ところで、妊娠、出産、育児の本も、真剣に読んでみると、結構面白い!
いろいろな本を読み漁って、総合的に考えるに、たとえば、死の直前って、「人生の縮図」と言われているけれど、妊娠出産期も「お母さんと子供の人生の縮図なんじゃないか」という仮説が立てられそうな気がしてきた。
つまり、患者さんの生活を聞くと、「どういう死に方をする可能性が高いか」と予測がつくように、
「ああ、こういう妊娠期を送って、こういう出産を経験したお母さんと子供だと、こういう生活になるんじゃないか」
って、ある程度予測がつけられるんじゃないかなーって、こと。
逆にいえば、望む生活があるなら、それにふさわしい妊娠生活を心がければいいってことでもある気がする。
また、読み漁ったいろいろな本を総合して考えるに、胎児の能力のすごさは、科学の常識を超えているような気がする。
科学的、医学的根拠は横において、胎児といろんな形で向き合ったら、結構面白い体験ができるんじゃないかと、ワクワクする。
友人が妊娠したら、ぜひとも、確かめてみたいもんだ。
なので、目下、早く友人が妊娠してくれないかなーと、てぐすねを引いて待っている私なのであった。
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