小さな幸せ
大忙しの毎日が続いていましたが、やっと、独り言を更新する暇ができました。
少し前に、ある本を読んでいて、「世の中には、「絶対に避けられない運命」と、「変更可能な運命」がある」と、書いてありました。
以来、「どれが避けられなくて、どれが避けられる運命なのだろう」
と、考えていました。
その答えが、週末に友人と話をしていて見つかったような気がしました。
避けられないことは、「その人の人生に起こるキーになる出来事」で、「事故に合う」「病気にかかる」「誰かと出会う。別れる」「転勤、転職する」などというものです。
でも、「その出来事に対して自分がどう反応して、どう対処するか。そして、その反応、対処の結果で起こってくる出来事」というものは、ある程度、良いことにも悪いことにも変える事はできるようです。
例えば、「交通事故に遭う」という運命は避けられなくても、自分が普段から、周囲にどのくらい注意をはらっているか、起こった出来事をどう受け止めるかによって、
「事故の大きさ」「事故の後の不快感」は、変えることができるのです。
そういう「運命」の仕組みみたいなものがわかってくると、
「ああ、何が起こっても、幸せになるか不幸になるかは、自分の気持ち次第だし、自分が乗り越えなければいけない課題が「運命の出来事」によって、刺激されるんだなー」
と思えて、神様の計り知れない意図のすごさを感じる今日この頃です。
とはいえ、日々の生活の中では、やはり、ついつい起こった出来事に対して、幸せよりは、不幸を見てしまいがちになるもの。
私自身も、だいぶ「幸せ探し」が上手になったつもりでいても、
「ああ、気がつかなかったけれど、こうすれば、もっともっと、「幸せ」の数が増えるじゃない!」
と気がつくことがいっぱいあります。人生は、幸せ探しの修行なのかもしれません。
なので、週末から、幸せ探しの道具を2つ、さらに、お部屋に増やしました。
一つは、ひまわりに相談にこられた方の何人かにお勧めしたグッズ。
「幸せ貯金箱」です。
ペットボトルとか、透明なビンなどに、その日見つけた幸せの量に応じて、お金を入れます。
普通の幸せのときは1円。ちょっといい幸せのときは、5円。すごくいいときは10円。特別な幸せがあったときは100円。
貯金箱のお金を見るたびに、「ああ、私はこれだけ幸せが合ったんだ」と、自覚できるのでいいかも・・・。
ちなみに、「ペットボトルをいつまでに、いっぱいにしよう」とかいう目標を立ててしまうと、不幸な気分になるので、ひたすら、たまった小銭だけを見るのがコツです。
もう一つは、「幸せ実現グッズ」です。
「こうなったらいいなー」と思う目標を象徴するようなものを、部屋の中のどこかにおいて、毎日眺めるようにします。そして、あたかも、目標が実現したかのように振舞ってみると、目標が実現しやすくなる・・・という、まあ、よくある願望実現の常套手段です。
私は、目標などを紙に書いたり、絵に描いて壁に張ったり、それらしい写真を飾ったりして、日々の「お祈り」に使ったりしているのですが・・・。
ついつい、マンネリ化してくると、おざなりになってしまいます。
なので、時々、少し刺激的なものにチェンジしたりして、潜在意識を刺激するようにしています。
「♪幸せは歩いてこない。だーから歩いていくんだねー」という歌ではありませんが、努力すればした分だけ、ちゃんと幸せは増えます。コツは、
「明日幸せになるために、今日は辛くてもがんばる」ではなく、
「今日、できる限り、幸せに過ごす」です。
「明日の幸せのために、苦労する」と、毎日苦労を重ねて、10年経っても、苦労ばかりが足跡として残りやすいもの。
でも、「今日、とりあえず、幸せ!」なら、明日も、明後日も、10年後も幸せです。
だからこそ、毎日の小さな幸せを大切にしたいものですね。
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